2013/08/22

今、流行の家族葬とは?家族葬について考えよう

ネット上の葬儀に関する情報や葬儀屋の葬儀プラン名に「家族葬」という名前を目にすることが非常に非常に多くなりました。この当たり前のように使っている家族葬という言葉が一体全体どういったものなのか、どういう類のお葬式が家族葬なのか?を今一度整理しておきたいと思います。

家族葬の規模は30~50名程度が一般的に

家族葬は故人と近しい方々(遺族から親戚、友人・知人)だけに限定することが多く、ご近所さんや会社の同僚などはご遠慮いただくことで、参列者の数を絞り、ご家族だけで過ごせる時間を多く持ちましょうというお葬式のスタイルになります。お葬式の規模を小さくすることで経済的な負担が軽くなるという利点もございます。

高額な葬儀費用を用意するのが難しい

お葬式は決して安い買い物ではありません。十分な貯蓄があるご家族であればそんなに気にするポイントではないのかもしれませんが、例えば長期の入院や治療で高額な医療費が掛かったことで、普段の生活まで圧迫することになっていれば、お葬式に大きなお金を掛けることは現実的ではありません。

近所づきあいもなければ親戚とも疎遠

最後に人間関係です。普段からご近所さんとの交流がない、親戚とも何十年も疎遠になっている、もしくは親戚がいないといったことであれば、参列者の数も多くなることはありません。となると、規模の大きなお葬式をする意味すらなくなります。箱だけ大きくして中身がないという状態になってしまいますよね。

こういったご家族の要望を汲み取ったお葬式が家族葬と呼ばれるものになっています。ですので、これが家族葬というものではなく、ご家族のご意向を汲んだお葬式を行えば、それが家族葬となるのです。

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