2013/08/03

香典返しのお礼には挨拶状を忘れずに

香典は不幸のあった家の葬儀を手伝う時に、自分の食事代の代わりに食材や線香を持ち寄ったことから発展し、現在に至るものとなっています。本来はお返しが不要でしたが、現在では弔問してくださった方に対してのお礼という意味合いで何柄しらの品物を贈るようになっています。

香典返しは忌明けまでに贈る

昨今では香典返しを通夜式や告別式が終わった後すぐにお帰りのタイミングで香典返しをお渡しするケース(即日返し)もございますが、本来は忌明け(四十九日)までに贈ることが一般的です。忌明けのタイミングは宗教によって異なりますのでご注意ください。また、挨拶状をしたためることを忘れないようにしましょう。弔電だけいただいた場合は香典返しを贈りませんが、礼状の形の挨拶状を送りましょう。

香典返しは絶対ではない

亡くなったのが家族の大黒柱である場合には、香典返しをしないケースがあり、香典を子供の教育費などに使わせていただくといったことがあります。その場合は弔問してくださった方には理由と使い道を説明した挨拶状を送るのがマナーです。また、香典返しを辞退された方には品物は贈らずとも、挨拶状は送るようにしますよう。

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